Wall Street Journalの記事よれば、Appleは日本のSoftBankの1000億ドルのファンドに10億ドルを出資することを検討しているという。
総額1000億ドルの資金を集めることを目標としているSoftBank Vision FundにAppleも出資するとなれば、世界最大のテクノロジー・ファンドに世界最大のテクノロジー企業が参加するわけだ。SoftBank自身は250億ドルを出資し、サウジアラビア政府も450億ドルを出資する。
このファンドはドナルド・トランプ次期大統領が先週いくぶん不正確に自分の手柄として紹介したのと同じものだ。このファンドの組成は選挙戦以前に報じられていたが、トランプはSoftBankのCEO、孫正義氏と会談した後、SoftBankが500億ドルをアメリカに投資するとツイートしていた。
SoftBankのファンドは人工知能やIoTなどの新しいテクノロジーを中心に投資を行う。Appleも参加するのであれば、こうした分野のイノベーションに有力な知見が加わることになるだろう。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)