遅れに遅れていた折り畳みスマートフォンGalaxy Foldが発売される。当初は4月22日の発売を予定していたが、複数のレビューによるデバイスの破損が報告された後、発売が延期されていた。Samsung(サムスン)はすぐにユーザーを非難したが、結局事態は振り出しに戻った。
数カ月後、サムスンは9月発売という大まかなスケジュールを提示した。そして同社は拠点となる韓国にて、数週間前にGalaxy Foldを発売しこの目標を達成した。北米でも同じように、サムスン初の折り畳み式(そして実際には、最初の「一般市場向けの」折り畳み可能な)スマートフォンが米国時間9月27日に発売される。
この端末は、AT&Tを通じたキャリアブランドで、あるいはBest Buyなどの小売店ではアンロック版として販売される。また、同社は最初の予約をキャンセルした理由の一部かもしれない「Galaxy Fold Premier Service」も提供している。基本的に、サムスンは2000ドル(約22万円)で端末を購入したユーザーの問題を個人的に助けたいしたいと考えている。
注目すべきは、サムスンは高価な新デバイスを壊さないための方法を紹介する「Galaxy Foldの取り扱い」という動画を公開したことだ。同社はGalaxy Foldが最初に出荷された時から改良を加えているが、一般的なスマートフォンよりはいまだに脆弱である。
サムスンによれば「軽いタッチで」使ってほしいという。そして、やや面倒な「極端な圧力をかけないこと」という注意書きもついている。これらは、製品の耐久性を裏付けるようなものではない。
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 Twitter)