AdobeはLightroomをモバイル・デバイスに移植してほしいというユーザーの要望に耳を傾け、Lightroom mobileをリリースした。当面iPad版が利用可能になるが、iPhone版も近く登場する。Lightroom Mobileアプリは。デスクトップ版同様、RAWファイルの現像、編集ができると同時にモバイル・デバイスで撮影した写真の編集もできる。さらにデスクトップ版のLightroom 5と自動的に同期する。
Adobe Creative Cloud(CC)の契約者はLightroom mobileを無料で利用できる。残念ながらパッケージ版のLightroomの購入者はmobile版を利用できない。
Lightroom mobileをクラウド・サービス専用としたのはなかなか巧妙なマーケティング戦略だ。AdobeはLightroomのモバイル版への需要が大きいことに気づいていた。モバイル版には優れた機能が数多く容易されている。前述のようにデスクトップ版と自動的に同期するし、カメラ・メーカー独自の各種RAWファイルを始め、ほとんどあらゆる画像フォーマットをサポートする。またiOSデバイスのカメラロールから直接インポートができる。またソーシャルメディアで共有する場合、公開前に画像を処理 してプレビューする機能もある。 またスライドショー機能が内蔵されているのでLightroomオンライン•ポータル経由で共有ライブラリーにアクセスすればスライドショーを公開することができる。
Lightroom mobileのユーザーインターフェイスはiPadやiPhoneで操作するために全く新しくデザインされている。画面の大部分には写真が表示され、タッチ操作に最適化されたコントロール類が残りの部分に配置されている。デスクトップ版にある露出、色調などの調整機能はモバイル版にも全て用意されている。しかしモバイル版はデスクトップ版を置き換えるものではなく、あくまでユーザーのワークフローの中で相互補完的なものとなるようデザインされている。
Adobe Lightroom mobileを利用するためには4種類のCreative Cloudプログラムのどれかを契約しなければならない。
- Photoshopプラン(9.99ドル/月)
- Creative Cloudフル•プラン(49.99ドル/月 )
- Creative Cloud学生、教員プラン(29.99ドル/月)
- Creative Cloudチームプラン(1ユーザー69.99ドル/月)
サポートされるデバイスはiOS 7以降を搭載したiPad 2以降のiPadとなる。 or later to run the software, and will also need to be on or later. Adobe says it’s working on an Android version, but firm plans on launch or release date for software compatible with Google’s mobile OS just yet.
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)