うーん、ついにそうなってしまった。今やGoogleは、親会社Alphabetが保有する子会社なのだ。
同社が企業体構造の改革を発表したのは、8月だ。子会社となったGoogle Inc.は新たにSundar PichaiをCEOとし、元Google CEO Larry Pageは“企業の集合体”〔持株会社〕であるAlphabet Inc.のCEOになった。
今日(米国時間10/2)証券取引委員会に提出された公式書類には、Googleは“Alphabetによる吸収合併を実施した”、とある。Googleの株がAlphabetの株に転換された、という意味だ。株式の取引記号は、両社ともGoogleの元の記号のままだ(ALPHなどの新記号はない)。ただし月曜日からの市場では、Alphabetの株が売買されることになる。
この変化の理由は? さよう、Pageによると、この新しい構造により、“お互いに関係ないような企業は独立して動ける”し、また、“Google本体は自分の内部にあるすばらしい機会の数々に全力で取り組むことができる”(小さな買収or派生企業のことなどかまってやる必要がなくなる)、というのだ。