Amazon、Q4決算で予測越えもQ1ガイダンスは低め

Amazonはすばらしいホリデーシーズンを過ごした。本日(米国時間1/31)オンライン小売の巨人はQ4決算を発表した。売上724億ドルは昨年同期の604.5億ドルを越え、アナリスト予測の719.2億ドルも上回った。

著しく裕福な人物Jeff Bezosは、Alexaの記録的ホリデーシーズンが、強固な四半期を生み出した要因だと分析した。

「ホリデーシーズンのAlexaは非常に忙しかった。Echo DotはAmazonの全世界、全製品を通じて最も売れた商品であり、顧客はEchoファミリーのデバイスを昨年より数百万台多く購入した」とBezosが決算会見で言った。「Alexaに関わっているリサーチサイエンティストの数はこの一年で2倍以上に増え、チームの懸命な働きの結果は明白だ」

Amazon Web Service(AWS)も重要な役割を果たし、22億ドルの巨額な営業利益を上げた。AWSの売上74.3億ドルはアナリスト予測の72.9億ドルを越え、前年同期の51.1億ドルを大きく上回った。

すばらしい数字だが、 CNBCが指摘しているように、四半期の売上成長19.7%は2015年以来最低だった。ウォール街の反応は、Amazonが2019年Q1のガイダンスを下げたことでいっそう弱まった。Amazonは来る四半期の売上を560~600億ドルと予測しており、アナリスト予測の609.9億ドルを下回った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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