Amazo AWSのサーバーレス・プラットフォーム、LambdaはGoのプログラムのサポートを開始した。GoはGoogleが開発したプログラミング言語で、最近人気を高めつつある。
AWSがGoをサポートすること自体は大きな驚きではない。AWSは昨年のre:InventカンファレンスでGoをサポートする予定だと明らかにしていた。しかしデベロッパーがGoで書いた関数を実際にLambdaで実行できるのは今日(米国時間1/16)からだ。
これでAWS LambdaはJavaScript、Node.js、Java、C#、Pythonに加えてGoをサポートすることになった。Lambdaのライバルを目指すGoogleのサーバーレス・プラットフォーム、Cloud Functionsは依然としてベータで、言語としてはまだNode.jsしか使えない。一方MicrosoftのAzure FunctionsはC#、JavaScript、F#、Javaをサポートし、Python、PHP、TypeScript、Batch、Bash、Powershellをそれぞれ実験的にサポートしている。
サーバーレス・プラットフォームの価値はサポートする言語の種類だけで測れるものではないが、 Lambdaのように多数の言語がサポートされればそれだけ広い範囲のデベロッパーが利用できるようになる。スタートしたばかりのサーバーレス・サービスという分野にとって、これは大きな意味を持つだろう。
LambdaにアップされたGoのコードは標準的なgo1.xランタイムで実行される。デベロッパーはGoプログラムをZIPファイルとしてAWSにアップし、コマンドライン・ツールまたはLambdaコンソールから実行する。またAWSの分散型アプリ向けデバッグとモニターのツール、AWS X-RayもLambda上のGo をサポートする。AWS CodeStarもGo関数によるデリバリー・ツールチェインの設定を助ける。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)