AMDが3月2日に新発売する3種のRyzen 7プロセッサーは、PC用最速プロセッサーの王座をライバルのIntelから奪う試みだ。その新しいプロセッサーはすべて8コアで、同社によると、占めるスペースはIntelのCore iシリーズとほぼ同じ、価格でも肩を並べる(330, 400, 500ドル)。
AMDによると、これらRyzenプロセッサーにより、ハイエンドのPC市場に“イノベーションと競争”が戻ってくる、という。とても控えめな言い方だ。全世界の180の代理店が一斉にこの機種を扱い、また、オーバークロックなどホビイストや一部のプロ向けのマニア的機能を実装する小規模OEMにも提供される。
Rysen 7は単品売りもあり、またOEMのシステム構成としても売られる。とくにそれらのOEMは、すでに安価なVR対応GPUとしてRadeon RX 480を使っているなど、AMD色のあるところが候補になる。Ryzenプロセッサーの予約販売は今日(米国時間2/22)から始まる。