Androidスマートフォンで「Googleが繰り返し停止しています」というエラーが表示されるとの報告がSNSで相次いでいます。
筆者の手元のスマートフォン(Galaxy S21 Ultra)でも同様のエラーを確認しており、一時Googleアプリが開けなくなっていましたが、現在(15時21分)は開けるようになっています。(更新:15:32)再びGoogleアプリが開けなくなりました。
また、NTTドコモも公式Twitterアカウントで、一部のGoogleアプリが利用しづらい状況にあることを案内しています。
お客さまには、大変ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
復旧の見込みについては、改めてお知らせいたします。
— NTTドコモ (@docomo) June 22, 2021
このエラーは、同社が配信したGoogeアプリの最新バージョン「12.23.16.23.arm64」に起因している模様。ストアで更新をアンインストールするか、設定からGoogleアプリを無効にするといった対処方法がSNSで紹介されています。
同様のエラーは日本のみならず、全世界で報告されています。
Androidスマートフォンでは、今年3月にもGoogle PlayやGmailなど一部のアプリが起動できなくなる不具合が発生しています。その際はシステムアプリの不具合が原因とされていました。
Google Japanは「不具合を修正中」とツイートしたうえで、問題が発生した場合、下記解決策を試すよう呼びかけています。
- Androidの設定アプリを起動
- アプリと通知をタップ
- 〇〇個のアプリをすべて表示をタップ
- アプリのリストから、Googleを探してタップ(あるいは右上の検索ボタンでGoogleを検索
- ストレージとキャッシュをタップ
- 「ストレージを消去」または「容量を管理」をタップ
- 「データを全て消去」をタップ
注:これにより、Google アシスタント の設定を含む、Google アプリの設定のいくつかが初期化されます。設定を変更していた場合は、再度見直して頂くようお願いいたします。
Android の一部の利用者において、Google アプリの不具合が起きているという件につきまして、現在、修正作業を行っています。問題が発生している場合、下記のリンクの手順をお試しください。ご迷惑をおかけしています皆様にはお詫び申し上げます。https://t.co/QGd11QgyQp
— Google Japan (@googlejapan) June 22, 2021
(Engadget日本版より転載)
関連記事
・iPhoneのWi-Fi機能にバグ、特定の名前を持つWi-Fiスポットに繋ぐとすべてのWi-Fi機能が無効化(回避策あり)
・Android版「Googleアプリ」にセキュリティバグ、検索履歴などほぼすべての個人情報が危険に晒されていた
・サムスンのプリインストール済み純正アプリに7つのセキュリティ上の欠陥