Popsicleか? Peppermintか? まだ公式の名前がないけど、Googleは今日(米国時間7/2)、Android Pの最終バージョンに近いと自称するBeta 3をリリースした。Beta 2の1か月後となるそれは、バグフィックスと安定性対策が主な内容だ。
これは、この夏の終わりごろと予定されている本番リリース直前の、最後の大型ベータだ。というわけなので今回は、大きな目立つ新機軸はない。それは、Beta 2で出尽くしてしまった。
Androidのエンジニアリング担当VP Dave Burkeが、関連のブログ記事で述べている: “デベロッパーのためのAPIはこの前のアップデートで確定した。今回のBeta 3では、Android Pの最終バージョンにきわめて近いものをお見せできる”。
APIが最終アップデート、ということはデベロッパーが自分のアプリを本格的にテストできる、という意味だ。システムツールとしては、マルチカメラや通知機能の強化、ディスプレイのカットアウト(切り抜き、長らくノッチと呼ばれた)、そしてImageDecoderなどがある。
このアップデートは今日から、Pixelを使えるデベロッパーに提供される。Beta 2がすでに動いているなら、アップデートは自動的に行われる。さらに7月19日のRedditのAMAでは、Android Pについて聞きたいことなら何でも答えてくれる。