今年のApple Worldwide Developers Conference[WWDC]は6月8日から12日にかけてサンフランシスコのMoscone Centerで行われる。イベントは招待者のみ参加可能で、今日から受け付けが始まる登録申し込みをしたデベロッパーの中からランダムに選ばれる。登録終了日は4月14日午前10時(西海岸時刻)で、幸運なデベロッパーには4月20日までに当選通知が送られる。
サインアップするためには、現在iOSデベロッパープログラム、iOSエンタープライズデベロッパープログラム、またはMacデベロッパープログラムに登録している必要があり(4月14日5:30 am PDT現在)、参加者に選ばれると1599ドルの費用がかかる。
今回が26回目の年次WWDCで、100コマ以上の技術セッションでAppleのエンジニアたちが発表し、新旧のデベロッパーツールを最大限に活用するための情報を提供する。
ハンズオンラボには、会場に来た人たちだけでなく抽選に漏れた人たちも参加できる。Appleは、一部のセッションをWWDCウェブサイトおよびWWDCアプリで期間を通じてライブ中継する。各セッションを録画したビデオが、5日間のカンファレンス中、毎日の終りに公開される。
今年の予定としては、Appleがモバイルおよびデスクトップオペレーティングシステム、iOSとOS Xの最新バージョンをプレビューする可能性が高く、これは6月イベントで通常行われている。さらに、Appleが基調講演で全く新しい音楽ストリーミングサービスを披露すると予想する報道もあるほか、Apple TVの新ハードウェアが、App Storeとネット配信ビデオと共に登場するかもしれない。
新しいMacあるいはiOSの発表に関して、Appleは15インチRetina MacBook Proを、おそらくForce Touchトラックパッドと最新世代のBroadwellプロセッサーと共に登場させるかもしれない。またAppleが今年中に公開すると言っている、Apple Watchアプリを作るためのネイティブSDKにも初めてお目にかかれるかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)