AppleがWWDC(Worldwide Developers Conference) 2018の日程を正式に発表した。 Appleのサイトによれば、恒例のデベロッパー・カンファレンスは6月4日からサンノゼで開催される。サンノゼ開催は去年に続いて2度目となる。WWDCは長らくサンフランシスコのモスコーニ・センターで開催されていた。
去年の今頃、WWDCの会場がサンノゼに移ったことが発表された際にTechCrunchの記事は「合理的だ」と書いている。サンフランシスコの物価は高騰している上にAppleはさらにスペースを必要としていた。会場がサンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターならサンフランシスコに比べて参加者もずっとホテルが取りやすい。
登録受付はすでに始まっている。チケットはここ数年変わらず1599ドル〔17万円〕だ。決して安くはないし、数千席が用意されているというものの、参加はそう簡単ではない。Appleはチケット購入者を決めるために抽選を行う。
登録締切は3月22日午前10時(太平洋夏時間)で、翌日夕方に結果が通知される。
またAppleはプレスリリースで「スチューデント・スカラシップ」として350席を無料で開放すると発表した。Appleのデベロッパー・プログラムに登録しており、STEM組織のいずれかに所属している学生が対象となる。Appleのサイトに専用ページがあるのでフォームに所定の事項を記入して申し込める。うまくいけばちょっとした(1599ドル!)節約になる。
昨年のWWDCで注目を集めたのはARKitの登場だった。これでAppleが拡張現実に本気で取り組むことが印象付けられた。今年は数週間前から新しいハードについてさまざまな情報が飛び交い始めた。噂ではWWDCでは新しいMacBookとiPad Proが披露されるということだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)