“嘿(ヘェィ) Siri!” AppleのHomePodは来年早々、中国で買えるようになる。Appleの中国サイトにすでに登場し、お値段は2799人民元(約407ドル)とある。アメリカの349ドルよりも17%高い。発売日の明記はないが、2019年の早い時期、とある。
HomePodのライバルAmazon EchoやGoogle Homeは中国で立ち上がっていないが、その代わりAppleのスマートスピーカーには、WeChatを統合しているTencentのTingtingやAlibabaのTmall Genie、Baiduの複数機種、MobvoiのTicHome Mini、XiaomiのBluetoothスピーカーMiなど、中国国内産のコンペティターがとても多い。
しかも、これらのスマートスピーカーのうちいくつかは、HomePodよりすごくすごく安い。たとえばTmall GenieやTingting、そしてBaiduのXiaoduはどれも、約15ドルのディスカウント価格で売られている。しかし相当な高価格のHomePodは、iOSのユーザーにとってはそれでも魅力的だろう。Samsung, Huawei, Xiaomiなどとの厳しい競争にさらされながらも、GartnerによればAppleは、2018年の第二四半期で11.9%のマーケットシェアを中国で確保している。
HomePodはまずアメリカとイギリスとオーストラリアで2月にローンチし、その後フランス、ドイツ、カナダ、メキシコ、そしてスペインへと展開していった。〔メキシコ、スペインは10月下旬、日本に関してはまだ発表なし。〕