Appleはスティーブ・ジョブズ・シアターのこけら落としとして来る9月12日のiPhone(プラス多数のプロダクト)を発表イベントを選んだ。新社屋に設けられた巨大なホールが外部に公開されるのはこれが初めてとなる。
新社屋、Apple Campusは長らく建設中だった―事実、Appleの新しい本社に関するTechCrunchの最初の記事は他ならぬ(現在はApple Venturesのゼネラル・パートナーを務める)M. G. Sieglerが2011年に書いている。ともあれ、多数の部外者が来週はスティーブ・ジョブズ・シアターの内部を見るチャンスがある。ではその内部を一足先にご紹介しよう。
場所
スティーブ・ジョブズ・シアターはリング状のメインビルディングのすぐ外側の丘の斜面に建設されている。シアターからは本社キャンパスの全景を見下ろすことができる。
ロビー
ロビーは直径50メートルの円形で壁はガラス張りで、 6.1メートルの高さがある。インテリアはApple流にきわめて簡素だという。
空中写真
非公認のドローン撮影ビデオで8月下旬の建設の進捗状況をチェックできる。またApple本社の全景もよくわかる。
レイアウト
メイン・ホールは半地下で4階分を占め、広大な階段が2箇所に設けられている。収容人員は1000人とされる。
革張座席
去る3月にMercuryNewsが報じたところによれば、1000座席はすべて革張りで価格は1座席あたり1万4000ドルしたという(写真はもちろんスティーブ・ジョブズ・シアターで用いられる本物ではない)。
建設中のシアター
上のスライドショーの写真はMacMagazineに掲載されたもの。建設中のシアターの内部。
エレベーター
Bloombergの記事によれば、エレベーターは昇降にともなって回転するという。つまり利用者はある方向からエレベーターに乗り、同じドアから別の方角に向かって降りることができる(もちろんこの画像も本物ではない)。
デモ・スペース
これもBloombergだが、 プレスが実機を手に取ることができるよう、デモ・スペースへの壁は移動式で開放されるという(お気づきかと思うが、この写真も本物は入手できなかった)。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)