Apple曰く今度のデベロッパーサービスの事件はバグのせい、セキュリティ侵犯ではない

Appleの説明によると、デベロッパーのアカウントに短時間影響を与えた問題はバグが原因で、一部の説のようなセキュリティの侵犯ではない。

今朝(米国時間9/6)、Appleのシステム上にある一部のデベロッパーのアドレスが、ロシアのある場所に書き換えられた、という報告がいくつか入ってきた。ヒラリー・クリントンの選挙参謀のメールアカウントのハッキングをはじめとして、最近はロシアを悪者視する風潮もあるため、今回のその事件も、アクセス権限のない第三者の仕業(しわざ)か、という不安が走った。

[ぼくのチームの全員がロシアで登録している。すごいな。]

しかしAppleは、システムは侵犯されていない、と述べた。

同社はデベロッパーたちに次のような注記を送り、まだ特定されていなかったバグが一時的な問題を起こした、と説明した。被害者はデベロッパー全員ではなく、“一部”だそうだ:

アカウント管理アプリケーションのバグにより、あなたのアドレス情報が、Apple Developer Webサイトのアカウント詳細で一時的に不正に表示されました。被害を受けたデベロッパー全員が、同じ不正なアドレスになりました。原因となったコードレベルのバグは直ちに解決され、あなたのアドレス情報は今では正しく表示されています。セキュリティの侵犯はなく、Apple DeveloperのWebサイトやアプリケーション、サービスなどはいっさい毀損されておりません。また、あなたのApple Developer会員の詳細情報は誰からもアクセスや共有、表示をされておりません。

2013年には、AppleのDeveloper Centerがハックされてまる三日間ダウンしたが、今週の事件はそれの繰り返しではない。でも、ロシアとAppleのデベロッパーの二つが並んで登場することは、一部の人にとって、とてもおもしろいかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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