Apple CEO、ティム・クックはiWatchの細部に興味がない(NYT紙)

Apple CEO Tim Cookは、今日(米国時間6/15)のNew York Timesにその人物像が取り上げられ、彼の経営者として、および人権・環境問題への取り組みに関する背景が詳しく紹介された。しかし、そこにはさらに、噂されるiWatchプロジェクトに関する情報も載せられている。どうやって作られているのか、いつ販売されるのか。

Cookは、前CEO、スティーブ・ジョブズと比べと、製品開発に直接口を出さないと言われている。ジョブズは、新デバイスのごく些細な部分にさえ狂気じみた関心を示したことで知られている。iWatchについて、NYTの情報源は、Cookは製品開発の細部に関する責任を、他の幹部、例えばデザイン責任者のJony Ive等に委譲することを好むと言う。

そしてCookは、心拍等の重要な生命信号の監視能力や、どうやってそれが、医療を情報に基づいた効果的なものにするのに役立つか等、iWatchの「巨視的意味あい」に集中していると言われている。これを踏まえれば、HealthおよびHealthKitが、消費者にiWatchが届けるものの中で重要な部分を占めると予測することは理にかなっている。

Apple自身はその開発の事実さえ認めていないが、来たるべきiWatchに関する最新情報が記事に書かれている ― NYTの情報源によると、第4四半期中に発売されるらしい。これは、9月に新しいiPhoneハードウェアと共に発売されるとする予想や、日本のビジネス紙、日経による10月単独発売説などの過去の噂とも符合する。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook