Verizon(ベライゾン)とSprint(スプリント)は、米国最大の都市での5Gサービスを提供すると約束している。しかしAT&Tは今朝、ちょうどそれを始めたと発表した。加入者数で米国最大となる同キャリアは、ニューヨーク市での限定的な5Gサービスを開始したのである。
このサービスはローンチ時点ではビジネスユーザーに限定されており、さらに地域を限定したものとなる。もしあなたがニューヨークの五区に住んでいなければ、5Gスマートフォンを購入してはいけない。
ポジティブな面として、5G+は本物のサービスで、その前に登場した5GEとは異なる。そしてAT&Tは、サービス展開の制限に関する性質について、それなりの透明性を維持している。
AT&Tのニューヨーク担当社長のAmy Kramer(アーミー・カラマー)氏はプレスリリースにて、「ニューヨーク市は人口密度が高く、世界的ビジネスとエンターテイメントのハブで、5Gへのアクセスを持つことで大きな利益を得ることになり、サービス開始を長らく待っていた」と述べている。「当初のニューヨークでのサービスは限定的なものだが、今後はニューヨーク市と密接に連携して5区のより多くの市民にサービスを拡大していく」
CNETによると、このサービスは当面はマンハッタンの小さな一部地域に限定され、「イーストビレッジ、グリニッジビレッジ、グラマシーパーク」が含まれる。ビジネスユーザーはSamsung(サムスン)のGalaxy S10 5GとAT&TのBusiness Unlimited Preferredプランで5Gサービスを利用できる。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)