Atlassianがデベロッパのための多機能チームメッセージングプラットホームHipChat をローンチ

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Atlassianが2012年に買収したチームチャットプラットホームHipChatでは、デベロッパがそのインタフェイスの中で直接に動くアプリケーションを作れる。

それまでは、インバウンドメッセージをHipChatにプッシュする場合、そのAPIを使ってカスタムのスラッシュコマンドを作っていた。HipChatのコンペティタSlackが、まさにそのやり方だ。しかし今度新装ローンチしたHipChat Connectは、もっと進んでいる。

HipChatのゼネラルマネージャSteve Goldsmithがこう説明する: “HipChat Connectは、アプリケーションやWebやモバイル、(テレ)プレゼンス、チームメッセージングなどの様々なコンテキストをすべて受け入れて、複数のアプリケーション間で切り替えることなく、どんなアクションでも直接受け付けるので、仕事がすごく楽になる。HipChat Connectを使ってデベロッパは、会話の中から直接アクションを取り出す完全なアプリケーション体験を構築できる”。

すでにMeekanやNew Relic、PagerDuty、StatusPage.io、Zendeskなどが、アプリケーションのHipChat Connectバージョンを作っている。

Goldsmithによると、これらのアプリケーションはデスクトップとモバイルの両方で使える。“モバイルとデスクトップの両方にまたがって、HipChat内で直接、リッチなアプリケーション体験を作りたいデベロッパのために、そのために必要な面倒な処理をすべてHipChat Connectが引き受けている。今回われわれが作ったのはコンテキストを認識できるシステムなので、ユーザが今モバイルとデスクトップのどっちにいるか、そのプレゼンスはどうか、どのチームに今いるかなど、いろんな状況〜コンテキストを理解する。今後は位置やビデオなども認識できるようにしたい”。

デベロッパは自分のアプリケーションをAtlassian Marketplaceで売ることができる。今そのマーケットプレースには、約2000のアドオンがあり、3年前の立ち上げから今日までで1億ドル以上を売り上げた、という。

チーム内チャットというと、今はSlackの人気が突出して大きいが、HipChatもかなり良さそうだ。今ではAmerican ExpressやMarriott、Whole Foodsなども利用している。同プラットホーム上を行き交うメッセージの数は、2015年年初の40億から、今では80億と倍増している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

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TechCrunch Japan

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