今IPOを準備しているAtlassianが今日(米国時間12/2)、Gitベースのチーム開発支援&コード管理サービスBitbucketのアップデートを行い、デベロッパたちが、できあがったコードをAWSなど主なクラウドプラットホーム上に容易にデプロイできるようにした。
AtlassianのプロダクトマーケティングマネージャAmber Frauenholtzはこう説明する: “今日のローンチで、デベロッパはBitbucketの中から直接、そのUIを使ってAmazonやMicrosoft、DigitalOceanなどにデプロイできる。従来のように、Bitbucketの外でスクリプトを使ってデプロイする必要がないので、時間を節約し生産性を上げられる”。
この機能を支えている統合化ツールBitbucket Connectは、サードパーティが書いたBitbucket用アドオンをBitbucketのユーザインタフェイスから動かすことができる。今回のこのアップデートでは、その‘サードパーティ’はAtlassian自身だったが。
今日のリリースの声明文の中でMicrosoftのAzure Application Platform担当VP Bill Staplesがこう述べている: “Connectの統合化機能により、開発チームはAzure App Serviceに直接、Bitbucketのリポジトリからシームレスにデプロイできる。継続的インテグレーションではチームが頻繁にデプロイを行うことになるが、Bitbucketではそれがとても容易にできる。だからAtlassianとのパートナーシップを、今後も維持したい”。
統合といえば、その継続的インテグレーション(continuous integration, CI)でも、Atlassian製のCIとデリバリのツールBambooがBitbucketに統合された。デベロッパはBitbucketのインタフェイスから、Bambooでビルドのステートを見ることができる。今サポートされているのはBambooのクラウドサービスだが、近くオンプレミスのサーバもサポートされる。
また、サードパーティのCIサービスWerckerも、同様に統合できる。