AWSのLambdaファンクションをエッジロケーションで実行できるためのツールLambda@Edge

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今日(米国時間12/1)Amazonは、Lambda@Edgeと呼ばれるツールを公開した。デベロッパーはこのツールにより、Lambdaファンクションをコンテンツデリバリネットワーク(CDN)上のエッジロケーションで実行でき、プロセスの作成に要する時間を短縮できる。

Lambda@Edgeを使ってデベロッパーは処理をエッジロケーションで実行でき、元のソースに戻る必要がない。これらのファンクションはHTTPリクエストを検査でき、それらに対するアクションを行う。アプリケーションの一部に関し、情報の物理的な旅程を短くすることによって、AWS Lambdaを利用するアプリケーションのパフォーマンスを改善できる。このプロダクトは、今日のAWS:reInventで披露された。

Amazon.comのCTO Werner Vogelsはこう言う: “仕事を光速でやることは無理でも、情報の経路を半分に短縮することはできる”。

Lambdaを利用するとデベロッパーは、サーバーの配備とか管理をやる必要なく、単純にコードを書いて実行できる。Amazonは昨日(米国時間11/30)、LambdaがIoTデバイスの上で仕事ができるようにする、と発表した。Lambdaファンクションは、従来のPythonのほかに、今ではC#でも書ける。今回のように、計算処理をネットワークのエッジに移動すれば、デバイスとクラウドのあいだの往復旅程(ラウンドトリップ)に伴う遅れ(レイテンシ)を避けることができる。

ユーザーが求めるパフォーマンス条件が厳しくなるに伴い、複数のオペレーション間の数ミリ秒の遅延ですら許せなくなる。ラウンドトリップタイムを節約できれば、デバイスの動作は、本当のリアルタイムにより近いものになるだろう。またそれにより、通信帯域の費用も節約できる。

このツールはAmazonのCDN CloudFrontを利用するはずだから、Amazonのデベロッパーのための一連の運用ツールの中に、またまた豊富なファンクションが含まれることになる。それは、(Google, Azureなどに対する)Amazonの競合上の有利性を、なお一層強化するだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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