中国の検索エンジンBaiduは、6月にGoogle Play Storeで急伸し、App Annieの最新のグローバルアプリインデクスによると、ランクが一挙に7階級上がってダウンロード数のトップテン入りを果たした。
Baiduの成長は本業の検索とは無縁で、App Annieのデータによると、DU Battery SaverおよびDU Speed Boosterという二つのアプリが躍進の主力だった。またそのほかの人気急伸アプリと同様、Googleが店頭で目立つ扱いをしてくれた効果も大きい。とりわけ優遇されたのがインドネシアで、Baiduのアプリの総合ダウンロード数ではこの国がトップだった。たとえばBaiduのBattery Saverアプリが、ここではとくに大きく伸びた。Baiduによると、このアプリは2012年9月のリリース以降1000万回以上ダウンロードされた。
DU Speed Boosterは、デバイスのスピードを最大60%アップすると称するアプリケーションで、合衆国、ブラジル、タイなどで6月に最大のダウンロード数を達成した。
これら二つのBaiduのパフォーマンスアップアプリは、無料と有料のバージョンがある。そもそもBaiduが成功している市場は、大量のローエンド機〜ミッドレンジ機が使われている国々だから、ハードウェアの性能をアップするアプリに人気があるのも当然だ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))