Bitcoinの価格が急騰すると、印刷メディアはフル回転する。そしてBictoinが崩壊すると、新たな話題の群がやってくる。
しかし、今興味深いことが起きている ― 最近Bitcoin価格と世間の関心との間に乖離が見え始めている。要するに、Bitcoinの最近の急反発は、通貨に対する消費者の関心の上昇と一致しない。
消費者の関心度は、Google Trendsのデータで測定できる。Bitcoinの価格や急上昇と、一般市民の関心との相関は歩調を合わせてきた。ここでわれわれは、因果関係を確立しようとしていないことに注意されたい。単に、Bitcoinが上がると多くの人が注目する、ということを指摘している。ただそれだけだ。少なくとも今は。
下の長期Bitcoinチャートをご覧いただきたい(BlockChainより):
そしてこちらがGoogle TrendsのBitcoinチャートだ:
公正を期して言うと、Trendsの6月データ(フラットな部分)は途中経過だ。しかし、最近のBitcoin価格急騰はほぼ完全に5月中に起きたことなので、おそらく関係はないだろう。
しかし、Bitcoinの価格が一般大衆の等しい関心を伴うことなく反発したことは、実は理にかなっている。TechCrunchが 最近の反発の最中に報じたように、期間中Bitcoinの総取引回数は増えていない。しかし、Bitcoinの総取引高は増えた。つまり、人々は大きな単位で売買した。Google Trendsのデータを動かしていると思われる平均的な人々は、そういう単位の買い方はしない。
では、何が急上昇と大規模購入引き起こしたのか? 私にもよくわからない。しかし、もしかしたらわれわれは新たな局面を迎えているのかもしれない。
I画像:FLICKR USER HAMED AL-RAISI UNDER CC BY 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN CROPPED)
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)