本誌がCESでHardware Battlefield(ハードウェア・コンペ)をやるのは今年で三度目だけど、そろそろ結論を迎える。14社がラスベガスのSands Expoのステージに上がり、それぞれ6分ずつ、売り込みを行った。
彼らが心を掴まなければならないのは、会場を填めるオーディエンスだけではない。審査員のエキスパートたち、FitbitのJames Park、FirstMark CapitalのMatt Turck、GVのLo Toneyの三名が、舞台の袖で、これらのハードウェアスタートアップたちを待ち伏せしているのだ。
そして、途中をはしょると、ついに4社のファイナリストが決定し、あす行われる決勝でトロフィーと5万ドルの賞金を争う。
そのファイナリストたちは:
6SensorLab – Nima
6SensorLabの製品Nimaは、ポータブルなセンサと使い捨ての容器を使って、食品に含まれるグルテンを、微量でも、チェックする。
Carbon Robotics
Carbonが作ったロボットアームKatia(“Kick Ass Trainable Intelligent Arm”(強力で訓練可能なインテリジェントアーム))はわずか2000ドルだが、専門家でなくても誰でも使えるし、訓練次第でいろんなことをさせられる。
Sentinl Inc. – IdentiLock
IdentiLockはピストルなど小火器の引き金用のスマートロックで、持った人の指紋を超高速で読み、オーナーの指紋だったらロックを解除する。ほかの人のために解除することは、絶対にないそうだ。
Wiivv
Wiivvは、足の写真を数枚送るだけで、オーダーメイドのインソール(靴の中敷き)を作ってくれる。本格的で高価な矯正具と、一般市販のインソールの、両方の市場を盗むだろう。
決勝の審査員は、本誌のシニアエディタMatt Burns、CyPhy WorksのCEOでファウンダのHelen Granier、IntelのCEO Brian Krazanich、Highway1のVP Brady Forrestだ。
TechCrunch Hardware Battlefield at CES 2016の決勝は、明日(米国時間1/8)の太平洋時間午後2時に始まる。