高校生(特に女子および少数民族等のグループ)にコーディングの基本を教える非営利プログラム、CodeNowが大規模拡大中だ。
2011年にワシントンDCで立ち上げれらた同プログラムは、このたびニューヨーク市でもスタートを切り、現在最初の講習が行われている。数ヵ月のうちに、この夏に行われる第一回奨学プログラムの参加者が選抜される。さらに今年中にサンフランシスコでも開催される予定だ。
CodeNowのカリキュラムでは、Hackety Hack(プログラミング基礎)やLego MindStorms(ロボティクス)などのツールを使用する。日程は週末のスクーリングとオンラインコースの組み合わせからなり、さらにRubyの「集中訓練」を含むブートキャンプもある(長い休暇または連続した週末を利用する)。
同プログラムの目標の一つは、生徒をプログラマーにすることだ。ファウンダーで同会代表のRyan Seashoreは、10名の高校卒業生のうち3名がコンピューター科学に進んでいる。同時にこのプログラムは「仮にそれ以降1行もコードを書かなかい子供がいたとしても」恩恵があると彼は言う。それは「論理的に考える」ための訓練を受けることができ「テクノロジーを怖れなくなる」からだ。
プログラムが始まったのはワシントンDC(今後も継続予定)だが、Seashoreはニューヨークに移住してニューヨークでの同プログラムにはより意欲的であり、生徒数やクラスを増やし奨学プログラムも開始する予定だ。
「ワシントンDCではこうしたプログラムに対するニーズと欲求が強かった ― そして経済的支援を得ることが難しかった」とSeashoreは語る。
CodeNowの奨学プログラムは、ニューヨークでの最初の2クラスで最優秀だった生徒たちに贈られ、ソフトウェア開発の訓練と作業6週間分の給与も支払われる。最初のCodeNow訓練と奨学制度を通じて参加者は「300時間の対人訓練」を受け、CodeNowは「すごいテクノロジー企業」でのインターンも計画している。
私は実際のセッションを見ていないが、Seashoreは生徒たちの熱中度を示す証拠をいくつか送ってきてくれた。高校2年生のTaharaは、「週末で嬉しいのはCodeNowのために目覚めること」だと言った。中3のMamadouは、「お気に入りはArduinosでライトをつけたり消したりするコードを書いたこと」と言った。
CodeNowがニューヨークでプログラムを立ち上げる際には250人の応募があり、その中から女子13名、男子12名が選ばれてチームが結成された。SeashoreによるとCodeNowはニューヨークの5地区すべてから応募者を受け入れており、マンハッタン中心部で行われるクラスに通うための地下鉄カードを提供する予定だという。
興味のあるニューヨークの生徒はここで申し込める。締切は4月17日(水曜日)。ちなみに、大人はボランティアに登録できる。
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(翻訳:Nob Takahashi)