数多くの企業が完全ワイヤレス・イヤホンを市場に出そうと競っているが、Earinにとっては古い話だ。同社は2015年にクラウドファンディングに成功して最初の製品を世に出し、レビュー結果は様々だった。
今回のCESで、Earinはさらに小さなイヤホンをひっさげて帰ってきた。タッチコントロールも備えている。もちろん同社が第一世代の製品を提供してから多くのことが起きている。例えばApple、Samsungというハードウェアの巨人たちが参入してきた。今週ラスベガスに山ほどのライバル製品がやってくることも間違いない。
それでもEarinの第一世代製品での経験が、M2に勝機を与えてくれるかもしれない。今回同社は、デュアルアンテナと近距離磁界誘導(NFMI)技術を利用して、2つのイヤホン間の接続を改善した。
デザインも少し変更され、同社はこの製品を市場で「最小・最軽量」だと主張している(前回も同様の主張だった)。ちなみに小さくて軽いことは、ユーザーの耳のサイズや、小さくて高価な電子機器をなくす傾向の大小によってはプラスにもマイナスにもなり得る。イヤホンの端にはタッチコントロールが内蔵されており、再生/一時停止、トラックの前後等がタップで行える。
バッテリー寿命は3時間と控え目だが、磁気誘導充電ケースと合わせると12時間まで使える。価格は未発表だが今四半期中に出荷の予定。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)