eBayが日本のeコマースQoo10.jpを買収して日本でのプレゼンス強化に本気

eBayは、アジアにおける最新の投資により、日本でのプレゼンスを強化しようとしている。

アメリカのオンラインリテールの巨人であるeBayは今日(米国時間2/27)、汎アジア的eコマース企業Giosisの日本における事業Qoo10.jpを買収したことを発表した。買収の価額等は公表されていない。

eBayは最初、2010年に、韓国のGmarketと共にシンガポールの企業としてGiosisを設立したが、今日の取引の一環としてGiosisの日本以外の持ち分を放棄する。それはとくに、シンガポールとインドネシア、マレーシア、香港、そして中国をカバーするGiosisのeコマースサイトのネットワークのことだ。Giosisは2015年に、Singapore Press Holdingsなどから8210万ドルを調達した

eBayはアジアではこのほか、昨年インドのAmazonライバルFlipkartに、14億ドルの投資ラウンドの一部を投資し、それによりFlipkartはeBayの地元インドにおけるビジネスを引き継いだ。この取引は一種の転換点を表現しており、eBayは最初、インドではSnapdealに賭けていた。Snapdealは昨年、Flipkartによる買収を断り、その後操業が大幅に縮小した

eBayは、中国ではうまく行かず、2006年に撤退した

日本は、アジアの他の部分に比べると比較的明るかった。具体的な数字は挙げていないが、同社によると“数千もの日本企業”がeBayを介して世界中の1億7000万のバイヤーに製品を売っている。Qoo10.jpはそれに対して、日本国内の顧客に売るビジネスを育てる取り組みのようだ。eBayによると、Qoo10.jpの顧客は約200万だ。十分大きな数字だが、登録ユーザー数9000万弱で日本のeコマースを支配しているRakuten(楽天)には遠く及ばない。

しかもRakutenは、オンラインリテール以外に銀行や金融サービスを提供して、顧客のエンゲージメントを高めようとしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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