Expedia CEO コスロウシャヒ氏、Uber CEO就任を承諾

契約成立までにはまだ手続きが必要だが、Expedia CEOのDara Khosrowshahiは、Uber CEOの就任依頼を受ける意向であることを、今日(米国時間8/29)Wall Street Journalに 伝えた

Uberの取締役会は日曜日の夜、 全会一致でKhosrowshahiをUberの新しいトップに指名したが、これまで本人から正式な回答はなかった。GEのJeff ImmeltとHP CEOのMeg Whitmanが最後まで候補にあがっていた。

なお、現時点でKhosrowshahiはまだ、ExpdiaのCEOである。

もちろん、彼にはやらなくてはならないことがいくつかある。中でもUber前CEO Travis Kalanickの社内での役割をどうするかは大きな課題だ。Kalanickは去る6月に、#DeleteUber ムーブメントや性差別的企業カルチャー、さらには自動運転技術を巡るGoogleとの裁判など数々の騒動を理由にCEOの座を退いたが、今もまだUberの取締役であり、同社の支配力を有する株主でもある。

Khosrowshahiは、Kalanickを経営に関わらせるつもりだと言い、二人の関係は「築きつつある」と説明したが、それ以上は語らなかった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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