せっかくいいモニターを買ったのにFacebookのビデオが美しく映らないと不満だったむきに朗報だ。ソーシャルメディアのあちこちにスーパー精細度のビデオが現れるようになり、Facebookも4Kビデオに対応することとなった。
TechCrunchが確認したところでは、Facebookは2160p UHD-1(ウルトラHD)規格で4Kのアップロードと再生を実験中だ。一部のFacebook Pageやプロフィールでは4Kビデオがアップできるようになり、これを4Kで視聴することが可能だ。YouTubeが初めて4Kビデオの再生のテストを始めたのが2010年だからずいぶん時間がかかったわけだ。
このアップグレードはスポーツ、科学、トラベル、ファッションなどの分野でFacebookのオリジナルビデオを観ることを後押しするだろう。4Kストリーミングを試してみたい場合、こちらはスポーツ 、こちらは音楽ビデオだ。 Facebookは最近ビデオ分野に真剣に取り組んでいる。今日(米国時間10/24)はFacebookはInstagram Live Storyに友達を呼べる機能を追加した。
Facebookのビデオは当初、短いクリップで「たまに掘り出し物が見つかる」という程度だったが、次第に「わざわざ観る」ための本格的な長いビデオに重点を移してきた。しかしYouTubeやNetflixと対抗するためには画質の進歩が必要だったようだ。YouTubeが4Kビデオを広くサポートするようになったのは2014年から2015年にかけてで、2016年には4Kライブ・ストリーミングがサポートされた。
Facebookは去る7月にLive 360ビデオで4Kをサポートしたが、通常のビデオは長い間720pが上限だった。Facebookにアップされるビデオのほとんどはスマートフォンで撮影されたものなのでこれでも不都合はなかった。しかしFacebookビデオにハリウッドの本格的映画製作者やフレームレートが速い高性能ビデオゲームの愛好家が集まってくるにつれて4Kの必要性が高まっていた。
読者のディスプレイが4Kをサポートしている場合、Facebookのビデオを再生するときには歯車アイコンをクリックし、精細度が2160p(4K)に設定されているか確認しておくのがよいだろう。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)