Mateusz MachとPiotr Polańskiは、気軽にハンドサインを送り合うアプリを作りかった。ふたりは、小さなキャラクターが、”I love you” や “I see you” の動作をするアプリを作った。ダウンロード数は56で、諦めかけようとしていた時、作業療法士のCindy Chenから、このアプリを聴覚障害者向けに修正してくれるよう頼まれた。
その後、1万人のユーザーと15万ドルの資金を得て、ふたりはFive Appを作った。聴覚障害者と聴者がメッセージで手話を送り合えるアプリだ。何故手話なのか? それは、手話がインターネットを横断して使える万国共通のコミュニケーション手段であり、ちょっとした工夫によって、手話利用者に楽しいメッセージを送れるからだ。
アプリはiOSおよびAndroidのテキストメッセージシステムで動作する他、Facebook Messengerでもアニメーションメッセージを送れる。最大の特長は? 小さなアニメーションキャラクターの表情を変えて、怒りやイライラや喜びを表現できることだ。
目の前にいる聴覚障害者と手話で会話することもできる。これは万能の手話通訳アプリでは[まだ]ないが、チームは別のやり方でこのアプリの価値を高めようとしている。
このアプリは、ふざけたハンドサイン送信アプリから実際に有用な言語アプリへと変身し、現在ポーランド最大の聴覚障害者組織である、Migaj.plで使用されている。チームはアプリのメッセージ部分を拡張して、「ねえ、飲みに行かない」と誰にでも送れるようにしようとしている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)