間違った相手にメールを送ってしまうのは仕事の上の失敗の中でも恥ずかしい方のトップ5に入る。機密情報を無関係な相手に漏らしてしまったり、悪口を書いてその当人に送ってしまったりすれば笑い事ではすまない。
Gmailのパワー・ユーザーは宛先の候補表示にバグを発見して非常に苛立たしい思いをしている。数日前から多数のフォロワーを持つ有名なベンチャーキャピタリスト、起業家、それにわれわれのAlexia Tsotsis共同編集長がこのバグを報告している。たとえばマーク・アンドリーセンは「私が1万回もメールを送っている相手を無視して、たった1回しかメールを送ったことのない相手を候補に出すとは殺人的にバカな人工知能だ」とツイートしている。
われわれが問い合わせたところ、Googleは「Gmailの自動補完機能に問題がある」と認めた。Googleの広報担当者は「われわれはGmailの自動補完に現在問題があることを確認し、対処に務めている。ご迷惑をおかけして申し訳ない」とコメントした。
さらに情報が入り次第、この記事をアップデートする。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)