Gmail for Android、いよいよYahoo Mail、Outlookなどの外部メールサービスに対応

電子メールはお使いだろう。そしてAndroidを使っている人の多くはGmailを使っているのではないかと思う。しかし、メインでい使いたいのはGmailではないのだという人もいることだろう。そういう人にとって嬉しいニュースが飛び込んできた。

GoogleはGmail for Androidのメジャーアップデートを準備中で、このアップデートにて他サービスプロバイダーのメールも扱えるようにするのだそうだ。たとえばMicrosoft Outlook、Yahoo、AOL(言うまでもないとは思うが、AOLはTechCrunchの運営も行なっている)などのメールがGmailで利用できるようになるのだ。これはAndroid Policeの情報によるものだ。間もなくリリースされる予定のアプリケーションで採用される変更点についての情報を独自に入手したのだそうだ。

Android Policeが掲載していたビデオ(下にも転載しておいた)で、どのようなものになるのかを確認することができる。

Googleの新しいMaterial Designを採用した角丸アイコンや、濃淡のはっきりした見やすいデザインも目を引くことだろう。しかしもちろん目玉は他サービスのメールを扱えるようにしていることだ。

このアップデートはおそらく今週中にも公開されるようだ。Android愛用者からすると待ちわびていたアップデートとなることだろう。Apple iOSにては、メールについては以前から複数アカウントを扱うことができるようになっていた。Android利用者もついに同様の利便性を手に入れることができるわけだ。但し、旧式のメールサービスを利用している場合には、新たなGmailでも対応できないケースもあるようだ。

「外出中でしたのでメールの確認が遅れました」という言い訳が使えなくなるのを、残念に思っている人もいるかもしれない。

Headline image via Cairo / Flickr

原文へ

(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。