今日(米国時間7/15)、Googleは「Googleで買う(Purchases on Google)」という新機能を発表した。これによって消費者はモバイル検索から今までより簡単に商品を購入できるようになる。
この機能についてはWall Street Journalが5月に最初の記事を掲載し、その後Googleがそのニュースを全体として確認していた。
今後は一部のモバイル検索広告中に「買う」ボタンが表示され、クリックすると直接購入ページへジャンプできるようになる。
もう少し詳しくいうと、商品の発送などのフルフィルメント処理を行うのは従来通りマーチャントだが、購入ページはGoogle自身がホストする。Googleは「商品の購入にあたって消費者がいちいちマーチャントとやりとりをしなくてすみ、モバイル・コマースが簡単になる」としている。購入ページはマーチャントのブランド・ページになっているものの、消費者がそのページを見て期待していたような商品ではないと判断した場合はそのまま検索を続けられるようになっている。
今朝、ニューヨークで開かれたプレスイベントでGoogleは「今後数週間かけ10数社の小売業者と提携してこの機能のテストを行う」と明らかにした。その後まずアメリカで今年から来年にかけてモバイル広告主に対して広くこの機能を提供していく。
アップデート: 「Googleで買う」機能について、Googleがブログ記事を公開した。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)