Google、ハングアウトのChromeアプリを公開―UIはFacebookのチャットヘッド風


Googleは無料のビデオと音声のチャット・サービス、Hangoutsをさらに使いやすく、パフォーマンスを向上させる努力を続けている。今朝(米国時間10/10)、その一環として、ハングアウトのChromeアプリを公開した。当面提供されるのはWindows版とChrome OS版で、Mac版については情報がない。このアプリを起動すると、ハングアウト専用の窓がポップアップする。Chromeで他にどんな作業していてもハングアウトが多数のタブに紛れ込んでしまうことがないので便利だ。

このアプリには従来のウェブ版の機能がすべて含まれている。最近モバイル版でリリースされた電話番号を入力して世界中の相手に発信できるHangouts Dialer機能も含まれている。またGoogle Voiceのユーザーは新しいハングアウト・アプリで通話の着信、ボイスメールの再生、Google Voice SMSメッセージの受信が可能だ〔これらの機能は現在アメリカのユーザーのみ利用できる〕。
いる。

ハングアウトのChromeアプリはユーザー・インターフェイスもよく出来ている。アプリは連絡相手のリスト・ビューとチャット・ビューがクリックで切り替わる。またハングアウト・アプリはFacebookのチャットヘッドのように緑色の円形のアイコン化して手前に表示され、通話中は相手のプロフィール写真が表示される。

着信や招待などがあった場合は、この丸いアイコンの横にメッセージが現れる。ハングアウト・アプリが作動中であればいつでもチャットや通話を受けることができる。メッセージや通話は同一のユーザーのデバイス間でシームレスに同期するので、パソコンからスマートフォンに移ったり、Android端末からiOSデバイスに移ったり自由にできる。

新しいアプリはハングアウトのページからインストールできるが、ChromeのWeb Storeのページはこちら。現在ハングアウトのChromeエクステンションを利用しているユーザーは今回の新しいChromeアプリにアップグレードするよう勧められる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+