今日(米国時間6/4)、Googleは離島と海中で撮影された多数の映像をストリートビューに追加した。Googleマップのユーザーは南太平洋のクック諸島沖でザトウクジラといっしょに泳いだり、バリ島の沿岸で熱帯魚を観察したり、アメリカ領サモアの浜辺を散策したりできる。
今回、一挙に40箇所の新しい海中ストリートビューが公開されたが、これは2012年に海中ストリートビュー・プロジェクトが開始されて以来最大のアップデートだ。
ストリートビュー撮影の多くは海洋調査を専門とするNPO、XL Catlin Seaview Surveyと共同で行われた。しかし今回、Googleはアメリカ海洋大気庁(NOAA)の国立海洋保護区局およびChagos自然保護基金とも協力している。
Googleの広報担当者によれば、このプロジェクトの狙いは海洋に関する公衆の関心を高め、正しい知識を持たせることだという。「海洋はわれわれにとって決定的な重要性を持つが、近年、温暖化の加速、汚染、乱獲などの深刻な環境問題が海洋を襲っている。 Googleは海洋の現状を正確に記録できる新しいテクノロジーを開発し、その変化を確認する手助けをしたい」という。
今日、Googleは海中ストリートビュー・プロジェクトで新たにNOAA、 Reef Check,、Blue Ventures、 Our World Underwater Scholarship Society、 Global Underwater ExploresのProject Baselineと協力していくことを発表した。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)