本日(米国時間3/3)Googleは、Chromoe 42がAndroid 4.0 Ice Cream Sandwich(ICS)で動くモバイルブラウザーの最終バージョンになることを発表した。ICSは2011年に公開された。
Chromeはこれらの端末で今後も動作するが、Googleは開発を凍結し、Android 4.0ユーザーは、2015年4月中旬に公開予定のChrome 42以降アップデートが受けられなくなる。Chrome 42はわずかの間セキュリティーアップデートを受けられるが、5月にChrome 43が公開されればそれも終了する。
Googleによると、ICSのChromeユーザー数は30%減少している。ユーザーのICSへの移行にはしばらく時間がかかったが、Googleの最新データを見ると、この旧Androidバージョンを使い続けているユーザーは全体の5.9%にすぎない。80%以上が新しいAndroid 4.1または4.4を使っている(そして3.3%が5.0 Lollipop)。Gingerbread(Android 2.3)が走る旧デバイスも未だに6.9%を占めているが、Chromeは元々そこでは動かないため今日の発表には影響を受けない。
ChromeをICSで走らせるために、Googleの開発チームは新しいウェブ機能を旧OSで動作させる回避策を取らなければならなかった。これが「複雑さを増し、性能を低化させ、開発期間を長くする」と同社は主張している。
「ICS端末の数がここまで減少した今、古い端末のサポートを段階的に廃止し、新しい端末を使う大多数ユーザーのためにChromeの改善に集中することでよりよいサービスを提供できる」とGoogleは書いている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)