Googleは一般ユーザーが無料で使える一連のウェブベースの生産性ツールを提供しているが、それに加えてビジネス・ユーザーに対する対するサービスの分野でも意欲的だ。Googleはユーザーが他のオンライン・サービスにログインする際にSAML規格に基づいた安全な認証機能を提供している。
今日(米国時間3/14)、GoogleはApps for Workにライバルのさまざまなビジネス・ツールへのログイ機能を追加した。デフォールトで対象となるビジネス・ツールにはMicrosoft Office 365、Facebook at Work、New Relic、Concur、Box、Tableau、HipChat、Slackが含まれる。
Google Apps for Workのプロダクト・マネージャー、Shashank Guptaは発表に伴うコメントで「ビジネス・ユーザーがGoogleの身元認証機能を利用すれば、アカウントに付属するセキュリティー機能をがすべてサポートされる。これはモバイルからの利用の場合、特に重要だ」と強調した。
Google Apps for WorkにおけるGoogleの認証機能をモバイルで利用する場合、モバイル・エンタープライズ・マネジメントと連携するため、パスワードの強化、ロックスクリーン解除やアプリ設定のカスタマイズなどセキュリティの大幅なアップが見込まれる。Guptaは「〔今回の新たなログイン機能は〕ハードウェアでは指紋ロック機能やソフトウェアではスマートロックなどGoogleが提供するさまざまなセキュリティー機能が利用できる」と述べている。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)</P