Googleは今日(米国時間6/3)、Chrome for iOSをバージョン27にアップデートし、音声検索をはじめとするいくつかの新機能が導入された。デスクトッ版、Android版やiOS版Google検索アプリと同じく、iOSのChromeでも音声で検索クエリを入力すると、Googleの自然言語アルゴリズムがそれを認識し、知識グラフが答を知っていれば、結果も音声で返ってくるようになった。
下に貼ったビデオはGoogle検索のiOSアプリだ。これと同じ検索クエリを使って同じ結果をiOS版Chromeで得ることができる。
このアップデートで、iOS版Chromeには、他のプラットフォームで見かけるあの脈打つマイクロフォンの音声検索インターフェースが入ることになる。つまり、音声認識は以前よりはるかに高速になり、他の音声対応Googleサービスと同じく、理解したテキストをリアルタイムで送り返す。
さらにGoogleは、iOS版Chromeはページの再読み込みが「ネットワークが遅い時や、切れている時でも」速くなったと言っている。これはキャッシュに保管するデータを増やしたという意味ではないかと推測するが、Googleはこのバージョンでどうやって再読み込みをスピードアップしたかについては詳細を語らなかった。
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(翻訳:Nob Takahashi)