この1分間のYouTubeビデオにはGoogle傘下のBoston DynamicsのBigDogロボットを海兵隊がハワイの演習場でテストする様子が撮影されている。このテストは大規模な多国籍海軍演習、リムパックの一環として行われている。
DARPAと海兵隊はL3S(Legged Squad Support System)〔脚移動式分隊支援システム〕実用化に取り組んでいる。この“pack mule”(荷ラバ)ロボットの目的は複雑な地形で兵士と共に行動して重量物を運搬することだ。ビデオにはまさにその様子が写っている。
Brandon Dieckmann上等兵は、実験の初日に、「このロボットは他の輸送手段では通行が不可能が深い藪の中を抜けてわれわれのチームと行動を共にしました」と語っている。
「最初は皆このロボットがこんなに踏破力があるとは思いませんでした。私の感触では、このロボットはわれわれが歩ける場所の70%から80%を歩けるようです」とDieckmann上等兵は言う。
ちなみに、この恐ろしげな様子のロボットが運んでいたのは水を入れた水筒などの補給物資だ。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)