Appleが、10億ドルを投じるオースチンの新たなキャンパスなど、国内の操業拡大を発表してから数日後に、こちらも巨大テクノロジー企業であるGoogleが、同じく10億ドルを投じてニューヨークのハドソン・スクウェアに新しいキャンパスを作る、と発表した。
Googleはニューヨークにすでに7000名のスタッフを抱えているが、この計画はそれが10年後には倍に増えるという想定だ。その新キャンパスは敷地面積170万平方フィート(約16万平方メートル)で、GoogleのGlobal Business Organizationの本拠地になる。
Googleは、ハドソン・スクウェアの二つのビルでスタッフが仕事を始めるのは2020年と予定している。ワシントン・ストリート550番地のビルがオンラインになるのは、その2年後だ。これらのほかにニューヨークには、3月に24億ドルで買ったマンハッタンのチェルシー・マーケットのビルと、購入予定の第57埠頭の土地もある。
これらにより同社は、ベイエリア以外の雇用を増やす気だ。
GoogleのCFO Ruth Poratがこう書いている: “ニューヨークにおける投資は、国内の施設、オフィス、および雇用を拡大する努力の大きな一環だ。実際に今ではベイエリア以外での成長の方が大きくて、今年は新しいオフィスとデータセンターをデトロイトやボウルダー、ロサンゼルス、テネシー州、アラバマ州などにオープンした”。
GoogleとAppleの前には、ニューヨークに第二本社を置くというAmazonの発表があった。その立地が決まるまでの長期間、アメリカのすべての都市と州の行政が騒動に巻き込まれた。
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