デベロッパーイベントのでっかい一日だった(米国時間11/7)。Samsungがステージで新製品の折りたたみ式スマートフォンを紹介しようとしているとき、Googleは同社主催のAndroid Developer Summitで情報をばらまいていた。同社は、そのモバイルオペレーティングシステムに折りたたみ式スマートフォンのサポートを加える計画を述べていた。
その生まれたばかりの技術は、今後の形状やサイズがさまざまだから、サポートが難しいだろう。そこでGoogleは、ハードウェアのパートナーたちと共同開発を進めてきた。最初の相手は、もちろんSamsungだ。Googleによると両社は、来年前半に発売予定のデバイスに関して密接に協力してきた。そのデバイスこそが、今Samsungが自社のステージでデビューさせようとしているやつだ。
Googleはそのカテゴリーを“Foldables.”(フォールダブル)と呼んでいる。
[折りたたみ画面を連続的画面として扱う]
Androidのエンジニアリング担当VP Dave Burkeは、こう説明している: “そのデバイスはスマートフォンとタブレットの兼用機だ。二画面デバイスと一画面デバイスの2機種ある。折りたたむと、スマートフォンのようにポケットやバッグに収まる。この形状の最大の特徴は、画面の連続性だ”。
Android OSに新たに加わる機能としては、画面の状態(ひらいている、たたまれている)を告げるフラグだ。その効果は、これまでのスマートフォンで、ポートレートモードとランドスケープモードでアプリケーションの表示が変わるときのような、効果になるだろう。
今目立つのはSamsungだが、フォールダブルを最初に発売するのは同社ではない。その名誉はRoyoleのFlexPaiへ行くが、でもそのハンドセットはすでに、出来栄えをけなされている。Samsung独行ではない、とは言え、マーケットリーダーはやはり同社だろう。