秋はGoogleからのハードウェア新製品発表の季節でもある。これまでは、OEMパートナーに作らせたNexusスマートフォンのニューバージョンが主役だった。今年はかなり様変わりして、さまざまなハードウェアが登場し、そしてNexusというブランドはPixelという身分証を付けた一連のスマートフォンに置き換わるらしい。
そして、いつも頼りになるAndroid Policeによると、それらの発表は10月4日だ。そのGoogleハードウェアデーには、Androidの宗家企業が二つのPixelフォーンを披露する。5インチのPixelと、5.5インチのPixel XLだ。Android警察の記事によると、それらはHTCが作ったデバイスで、これまでのChromebook PixelやPixel CタブレットのようにGoogle自身の設計/デザインではない。
その日はほかに、今年の5月にI/Oカンファレンスで紹介されたスマートスピーカーGoogle Home〔Amazon Echoに対抗〕と、Google内製のDaydream VR用ヘッドセットが登場する。Daydream VRもI/Oで発表されたし、Android Nougatの(最低仕様を満たした)スマートフォンで本格展開される。そしてさらに、4KをサポートするChromecastが現れる。この前のChromecastのアップデートは、去年の9月だった。
上で述べたように、このタイミングは、これまでNexusの新型機が発表されていた時期と同じだ。つまり例によってGoogleは、Appleの新製品発表の直後をねらい、その新製品をわりと早く発売していくのだ。