今日(米国時間8/29)、以前Android Wearと呼ばれていたGoogleのスマートウォッチ向けOS、 Wear OSがアップデートされた。Googleによれば、このアップデートでさまざな情報へのアクセスがさらに素早く行えるようになり、ユーザーへのアシストもさらに積極的になったという。Google Fitがアップデートされたことにともない、Wear OSでもAndroidアプリと同様のヘルスモニター機能が提供される。
新しいWear OSでは、ユーザーは多数の情報をスワイプで次々に切り替えて表示させることができる。従来は通知カードをいちいち切り替える必要があった。これは小さな改良のように聞こえるが、実際の使い勝手としては非常に大きな改良だ。従来と同じくスワイプアップで新しい通知を表示することができる。表示された内容に返信するなどなんらかのアクションをする場合は単にタップするだけで必要なオプションが表示される。
新しいWear OSはかなりの程度、Google Nowの代わりになる。右にスワイプすればGoogleアシスタントが今日の予定、天気、フライト、ホテル予約などの重要な情報を教えてくれる。アシスタントを利用した他のアプリのインターフェイスと同じく、Wear OSの画面でもGoogleはタイマーのセット方法などアシスタントの機能をいろいろ教えてくれる(もっともタイマーの設定方法は誰も知っていると思う。実のところ私の場合、アシスタント利用の90%はタイマーだ)。
Google Fit機能についていえば、iWear OSは予想どおりAndroidアプリのHear Points、Move Minutesと同じサークル形のデザインを採用した。 丸型のWear OSウォッチとうまく調和する。
今回のアップデートではドラスティックなデザインの変更はなかったが、クオリティー・オブ・ライフは大きく改良され、Wear OSのスマートウォッチの使い勝手は向上したと思う。
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