Googleのスマートスピーカーの最高級機Home Maxが発売、音質重視の製品だ

Googleのスマートスピーカーの最高級機は、どうやらホリデーシーズンに間に合ったようだ。そのHome Maxと呼ばれる製品は、Best Buyなどいくつかのネットショップで買える。このGoogle Assistantを内蔵したスマートスピーカーは、お急ぎ便なら明日届くそうだ。

この製品が発表されたのは、10月にサンフランシスコで行われたPixel 2のイベントのときで、ずっと安いHome Miniもそのとき発表された。そのEcho Dot対抗機種は直ちに発売されたが、Home Maxの方は12月発売という、漠然とした日程だった。最近のリーク情報では12月11日説だったが、どうやらその説は当たったようだ。

発表時には、Home MaxはHomePodの対抗製品ともっぱら見られていた。そのとき、そのSiriのスピーカーはまだ発売されていなかった。というかAppleはその後、“2018年早期”と日程を延ばし、“お客様にお届けできるためには、あとすこしお時間をいただきたい”、と言った。

399ドルのHome MaxはAppleの製品よりも50ドル高くて、今のところいちばん高いスマートスピーカー製品だ。SonosのAlexa対応製品とも、競合するだろう。AmazonはEchoの最新バージョンで音質を改良したと言われているが、100ドルの製品に多くは期待できない。むしろHome MaxとHomePodは‘スピーカーファースト’で、AI機能は二の次だ。

HomePodと同じく、Googleのこのスマートスピーカーも、部屋の状況などによって音質を自動的に変える。ウーファーもツイーターもデュアル(2基)で、Google PlayやPandora、そしてSpotifyに接続する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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