まず、ChromeアプリをWindowsやMacやLinuxで使ってる人、お気の毒に。そして、それは自分だけじゃない、と思って自分を慰めよう。Googleが今日のブログ記事で言ってるように、これらのアプリは、ユーザー数がかなり少ないのだ。
WindowsとMacとLinuxのユーザーの1%ぐらいしかChromeのパッケージアプリを使っていないし、Chromeがホストしているアプリも、その多くはすでにふつうのWebアプリケーションとして実装されている。
だから同社がそれらを徐々に廃止することになったのも、当然だ。それは、Chromeブラウザーをシンプルにしようとする取り組みの一環でもある。スタンドアロンのChromeアプリ/アプリケーションは、BuzzやNexus Qの道をたどり、2年ぐらいかけて徐々に廃止していく。また年内には、Chrome OSのユーザーのための新しいアプリの提出もできなくなる。
2017年の後半には、WindowsとMacとLinuxのアプリはChrome Web Storeから姿を消し、翌年の前半には、Chrome OSのユーザーがそれらをロードすることもできなくなる。
厳しい処置の軟着陸のためにGoogleは、アプリをWebへ移行させるためのデベロッパーツールを提供している。