Google検索2014年のトレンドワードのトップテン、合衆国と世界がほぼ同じ、なぜ?

毎年Googleは今ごろ、過去12か月でもっとも検索回数の多かった語/語句のトップテンリストを発表する。毎年ぼくは今ごろ、それらの語をリストを見る前に当てようとする。

今年は、半分当たった。あなたは、どうだった?。ここで名人のコツをお教えしよう。人びとは悲しい/おそろしいものを、何よりも多く検索するのだ。

Googleは今年、二つのリストを公表した。ひとつは合衆国の検索トレンド、もう一つは全世界の検索トレンドだ。ところが、この二つはほとんど同じで、わずかしか違わない。

合衆国で多かった検索:

  1. Robin Williams
  2. World Cup
  3. Ebola
  4. Malaysia Airlines
  5. Flappy Bird
  6. ALS Ice Bucket Challenge
  7. ISIS
  8. Ferguson
  9. Frozen
  10. Ukraine

グローバルに多かった検索:

  1. Robin Williams
  2. World Cup
  3. Ebola
  4. Malaysia Airlines
  5. ALS Ice Bucket Challenge
  6. Flappy Bird
  7. Conchita Wurst
  8. ISIS
  9. Frozen
  10. Sochi Olympics

この二つのリストは、びっくりするほど似ている。グローバルの方には、Conchita WurstとSochi Olympicsがあり、合衆国にはFergusonとUkraineがあることが、違ってる程度だ。

もひとつおもしろいのは、ここ数年必ず入っていたApple製品が、ないことだ。ちなみに、2010年はiPad、2011年はiPhone 5とiPad 3、2012年は再びiPad 3、2013年はiPhone 5Sが2位だった。

そしてまた、モバイルアプリ(Flappy Bird)がトップテン入りしたのは、今回が初めてだと思う。大成功したアプリであることは確かだけど、世界全体で検索の上位になるとは、いったい、どーゆーこと? でも、それが成功の鍵だったか? Googleによると、2048とFlappy Birdはどちらもワンマンプロジェクトなのに、これまででもっとも制作費を投じたゲームと言われるDestinyに勝った。

(注記: このリストは2013年と比較しての急上昇ワードであり、単なる最頻語/語句ではない。Googleによると、単なる最頻語/語句上位リストは、毎年あまり変わらない。)


日本2014年
各国2014年
(・参考: 日本2013年

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。