毎年Googleは今ごろ、過去12か月でもっとも検索回数の多かった語/語句のトップテンリストを発表する。毎年ぼくは今ごろ、それらの語をリストを見る前に当てようとする。
今年は、半分当たった。あなたは、どうだった?。ここで名人のコツをお教えしよう。人びとは悲しい/おそろしいものを、何よりも多く検索するのだ。
Googleは今年、二つのリストを公表した。ひとつは合衆国の検索トレンド、もう一つは全世界の検索トレンドだ。ところが、この二つはほとんど同じで、わずかしか違わない。
合衆国で多かった検索:
- Robin Williams
- World Cup
- Ebola
- Malaysia Airlines
- Flappy Bird
- ALS Ice Bucket Challenge
- ISIS
- Ferguson
- Frozen
- Ukraine
グローバルに多かった検索:
- Robin Williams
- World Cup
- Ebola
- Malaysia Airlines
- ALS Ice Bucket Challenge
- Flappy Bird
- Conchita Wurst
- ISIS
- Frozen
- Sochi Olympics
この二つのリストは、びっくりするほど似ている。グローバルの方には、Conchita WurstとSochi Olympicsがあり、合衆国にはFergusonとUkraineがあることが、違ってる程度だ。
もひとつおもしろいのは、ここ数年必ず入っていたApple製品が、ないことだ。ちなみに、2010年はiPad、2011年はiPhone 5とiPad 3、2012年は再びiPad 3、2013年はiPhone 5Sが2位だった。
そしてまた、モバイルアプリ(Flappy Bird)がトップテン入りしたのは、今回が初めてだと思う。大成功したアプリであることは確かだけど、世界全体で検索の上位になるとは、いったい、どーゆーこと? でも、それが成功の鍵だったか? Googleによると、2048とFlappy Birdはどちらもワンマンプロジェクトなのに、これまででもっとも制作費を投じたゲームと言われるDestinyに勝った。
(注記: このリストは2013年と比較しての急上昇ワードであり、単なる最頻語/語句ではない。Googleによると、単なる最頻語/語句上位リストは、毎年あまり変わらない。)
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●日本2014年
●各国2014年
(・参考: 日本2013年)
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))