5月のI/OカンファレンスでGoogleは、Google Assistantの新しい機能を二つ発表した: それはルーチンとスケジュール、どちらも、何度も繰り返し行なうことを自動化するが、そのやり方がそれぞれ違う。
ルーチンは、複数のコマンドをまとめて一語で実行させる。たとえば“Hey Google, I’m awake”(起きたよ)と言ったら、目ざましを止め、明かりを点け、ニュースを読む。これに対してスケジュールは、日にちと時間を指定して一連のコマンドを自動的に実行させる。そのときユーザーは、何も言わない。
ルーチンはI/Oの直後にローンチしたが、なぜかスケジュールの実装は遅れて、やっと今日(米国時間7/27)になった。
最初に気づいたDroidLifeによると、スケジューリングは最初、Google Homeのアプリとしてユーザーに提供されるようだ。
スケジュールの作り方:
- Google Homeアプリを開く
- Settings>Routinesへ行く
- +ボタンで新しいルーチンを作る
- “Set a time and day”(日付時刻の設定)へスクロールしてスケジュールを指定する
“time and day”(日付と時刻)の設定が見つからないときは、数日待つ。この機能を全ユーザーに展開するのは二三日かかるようだ。大声で発表しなかったのも、そのためだろう。
毎朝7時に寝室の明かりを点けたいかな? それもできます。毎日お昼にはSix Flagsテーマパークのコマーシャル・ソングを鳴らして自分を元気づけたりルームメートを怒らせたりしたい? もちろんそれもできる。午前2時にはドアの鍵をチェック、階下の明かりを消す、そして自分のエンターテインメントセンター(テレビ?スマホ?)を確実に消したい。そのほかのスマートホーム器具も、確実にスケジューリングできるだろう。
スマート電球などにはスケジューリングアプリがあるから、それを使ってもよいが、Google Assistantの今度のスケジュール機能では、非常に雑多な複数のものを一度にスケジューリングできる。そして個々の器具などのエラーも見つけやすい。