Google Mapsでビデオを投稿できる、個人だけでなく地元のお店にとっても大チャンス

Google MapsのGoogle Street Viewや衛星画像がリアルタイムになるのは遠い先の話だろうけど、でもGoogleはまさに今、初めて、Mapsの素材としてビデオを持ち込んだ。GoogleのLocal Guidesに参加しているユーザーはGoogle Mapsのアプリから10秒のビデオを撮れる。あるいは自分のカメラロールから、30秒のクリップをアップロードできる。

GoogleがこれをLocal Gudesの機能としてひそかにローンチしたのは二週間前だけど、今ではメールで通知しているし、近い将来Mapsの一般的な機能になるだろう。

これまでGoogle Mapsにアップロードできるのは静止画像だけだったが、レストランやお店や観光名所などの雰囲気はビデオの方がよくわかる。また、ユーザーが書くレビューに、ビデオをつけてもよい(ただし、言葉と同じくビデオにもレビューのポリシーは適用される)。お店などが、ビデオを利用してメニューや商品などを紹介してもよい。

Google Mapsでビデオを撮影またはアップロードするには、Mapsの検索機能でその場所へ行く。今のところAndroidのGoogle Mapsアプリだけだが、下へスクロールして“add a photo”をタップ、“Camera”アイコンをタップしてシャッターを押し撮影する。すでにある短いビデオをアップロードしてもよい。

この機能が使えるのは目下、AndroidのLocal Guidesからのみだが、Googleは今、地元のお店などでもテストしている。ビデオは近い将来、すべてのプラットホームのGoogle Maps上で使えるようになるだろう。

最初はマイナーなアップデートだと思ったけど、でもお店のオーナーなどにとっては重要な変化だ。自分でスナップを撮るのは簡単だが、やがて彼らは、プロに撮ってもらった自分のお店のビデオをアップロードするようになるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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