GoogleはそのTrekker(トレッカー)事業に相当な人と時間を投じて、地球上のはるか遠方の地域を地図とビューに収めてきた。そして今回は、その楽屋裏をユーザに見せ、それらの場所と制作過程の両方について、詳しく教えてくれる。そのためにGoogleが特製したサイトはBehind The Scenes site for the Treks Street View projectと名づけられ、そこにはビデオや素晴らしい画像、地図、オーディオヴィジュアルなツアーなどがある。
この楽屋裏サイトは暇つぶしに絶好だが、Googleはここで複数のプロダクトをユーザに一望させる。それらは、YouTube、Google Maps、Mapsのツアー、HTML5によるWeb技術、スライドショウ、などだ。またここは、ある意味ではChromeブラウザの潜在的な能力を見せるデモでもある。
現在、このミニサイトで見られるのは、Burj Khalifa(ブルジュハリファ, 上図)、Iqaluit(イカルイト)、Mt. Everest(エヴェレスト山)、Grand Canyon(グランドキャニオン)、Great Barrier Reef(グレートバリアリーフ)、Amazon Basin(アマゾン盆地)、Kennedy Space Center(ケネディ宇宙センター)である。Galapagos Islands(ガラパゴス島)やVenice(ヴェニス)のツアーも、もうすぐ加わるそうだ。
GoogleはTrekker事業に企業や団体の協力を求めているから、あなたが作ったビューが、このミニサイトの呼び物になる可能性もある。Googleの独創的というか独走的なプロジェクトにはときどき、何の役に立つの?と冷やかしたくなることもあるが、このミニサイトはなにしろ、ヴィジュアルがきれいである。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))