Google TVのずるずる引きずったさよならもやっと終わりに到達し、今日(米国時間1/6)Googleは、その後継者であるAndroid TVのローンチを機にGTVのサポートを終了する、と発表した。
Googleは声明文の中で、既存のGoogle TVデバイスとアプリは今後も動作するが、Google TVデバイスのごく一部はAndroid TVにアップグレードされ、そのほかの多くのGoogle TVデバイスは新たなプラットホームをサポートしない、と言っている。この春にはSonyとSharpとPhilipsからAndroid TV内蔵のテレビが発売されるので、それを買ってください、ということだ。
Google TVのデベロッパリソースはもはや提供されないが、Googleは、Android TVとChromeCast対応機への移行はきわめて容易である、とゴリ押し的に言っている。
Google TVがローンチしたのは2010年だが、ユーザ数は一貫して少なかった。その理由の一端としてHulu Plusなどのストリーミング屋さんが、テレビの独自の有料ストリーミングサービスに固執したことが挙げられる。Android TVもその成功を左右するのはデベロッパたちからの支持と、十分な数のOEMが存在することだが、ストリーミングビデオアプリを内蔵、ゲームをサポート、Google Playのいろんな(有料/無料)コンテンツへのアクセスなど、GTVになかった魅力もいくつかある。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))