CES 2018がやってきた。TechCrunchチームはいつもと違う何かを感じている。飽きてきただけかもしれない。何年も続けてこの乱雑な町で人を押しのけて戦ってきた。
CES 2018は過去数年と比べて企業色が強くなったように感じる。Googleが初めて本格的に参加している。2階建てのブースには滑り台もついている。これまでの遅れを取り戻したいのかもしれない。CES 2018でGoogleを見逃すことは不可能だ。
CESは消費者市場の変化と共に変化を続けてきた。今はAppleとAmazonが勝ち、スタートアップは負け始めている。ハードウェアのステートアップは足場を固めるのに苦戦しているがまだ挑戦を続けている。だからここにいる。
ほとんどの企業にとってCES 2018に参加する理由は、ここにいないことを恐れているからのように思える。念のために言っておくがCESはトレードショウであり、主たる目的は企業がバイヤーやパートナーと出会うことにある。報道は二の次であり一般公開もされていない。発表される製品が市場に出回るのは数カ月先で、永久に出てこないものもある。
TechCrunchはCES 2018に送り込む人数を減らし、ステージショウや会場からのライブストリームもやめることにした。われわれはその2つを実施した最初のメディアの一つであり、今回はもっと親密な企画を予定している。会場にスペースは持っているが、広いミーティングスペースの一角なので多くの会社とゆっくり会話することはできないかもしれない。興味があれば立ち寄って予約の空き時間をチェックしてほしい。
イベントの開始は1月9日(火曜日)だが、プレスイベントは今夜(1/7)行われる。John BiggsがCES 2011について書いているように、退屈な時間が始まろうとしている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )