Elgatoは「Eve」ブランドの名前でいくつかのスマートホーム端末を制作している。天気や空気の状態をトラックするものなどがあるが、今回は自宅の消費電力をモニタリングしてコントロールしたいと思う人向けのプロダクトを発表した。Eve Energy端末は、壁の電源に挿して使い、Bluetooth経由でiPhone、iPad、iPod touchから、それらのデバイスをコントロールすることができる。端末はAppleのHomeKitとも連動し、設定もパーソナライズできる部分が多い。
例えば、HomeKit対応端末(Eve以外の製品を含む)のいくつかをグループに設定すると、1ステップで全てコントロールできるようになると同社は説明する。これにより家のカスタマイズした「シーン」を設定できる。例えば、「エンターテイメントモード」では電気、テレビや音楽を付けるといった具合だ。
これらのシーンはSiriを使って操作することも可能だ。
Eve Energyは端末と通信するのにWi-FiではなくBluetoothを使用するのも特徴的だ。この対応はHomeKit対応のスマートプラグの中でも初めてだ。自宅にインターネット接続端末が増えるほど、混み合う自宅のWi-Fiネットワークを圧迫しない端末を購入できる選択肢があるのは嬉しい。また、この端末は通信するのにブリッジやハブを必要としない。
このデバイスの一番の用途は各シーンを起動することではなく、自宅の消費電力を把握することにある。
連動するElgato Eveアプリから、ひと目で消費電力を確認することができる。日、週、月別のグラフで詳細が分かる。Apple TVを持っている場合は、Eve Energyデバイスを自宅にいない時でも操作することができる。リモートアクセスで端末を付けたり、消したり、シーンを起動させたり、自宅の状態をチェックすることが可能だ。
Eve Energyはこれまでヨーロッパで手に入ったが、アメリカのカスタマーも購入できるようになった。本日から49.95ドルで、同社のウェブサイトかAmazonで購入できる。アプリはiTunesから無料でダウンロードできる。
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